中学時代、喧嘩に明け暮れた日々。身体能力の高いヤンキー
ちょっと中二病っぽいタイトルで恐縮ですが
私は中学生時代他校の生徒と喧嘩をしょっちゅうしていました。
ケンカなんて、不良少年のやることだろう!と思われるかもしれません。
確かに、私は不良でも何でもなくただの陸上部員でしたが友人が不良というか髪を金髪に染めているようなヤンキーでして私はそいつらとつるんでいました。
中学生時代は喧嘩の強い者が校内でのヒエラルキーの頂点なのは今も昔も変わらぬ習わしなのかもしれません。
そういった面から見れば私普通の生徒からして見たらヤンキーの仲間だったのかもしれませんね。
ただ、私は髪は黒かったし、たばこも吸ってませんでしたし、登校拒否も中抜けも殆どしなかったです。
喧嘩はするくせにそういう所は真面目だったわけです。
で、そんな喧嘩が大好きな中学生真っ只中の時代が私にもあったわけですが
思い返してみればケンカって結構身体能力が関係しているのではないか?
と思ったのです。何でもかんでもスポーツに当てはめるな!
と言われそうですけど陸上競技をやっていると当てはめざるを得なくなる。
職業病みたいなものですね。
んで、やっぱりケンカの強かった奴は部活こそはやっていなかったけど兄貴がボクシングとかやってたり、プロレス大好きだったり、K1選手のマネ(当時はアンディフグのかかと落としのマネが仲間内で流行った)りしていました。
血の気の多いというかだからケンカが好きなんだろうな、でもそういうやつは身体能力も高かったです。
いつも私は4、5人ぐらいの不良グループに属してたんですがそのうち2人は中一の時の体力測定で100m走が速かったし、握力とか背筋力とかも強かった。
私は一応陸上部という事で足は速かったわけですがパワーは至って普通でした。
んで、ヤンキーの友人はかなり力が強くてケンカも大好きだったのを覚えております。
足は陸上部で無いのにも関わらず中一の時点で7秒4とか握力40kgとか出していたような?
この、ヤンキーA君は通っていた中学でもかなりの問題児で他校でもケンカを売りに行くというような絵に描いた様な番長でした。
私は思春期でしたからそんなA君をかっこいいと思い、ついていく事にしました。
というか、つるんでいました。
おーい、○○中学にケンカ売りに行こうぜ!
いいよー!
みたいな?軽いノリで他校にメンチ切りに行っていたものです。
他校の番長みたいなやつと激しいにらみ合いになったとき
私は相手から先に殴られた訳です。
かなり痛烈なパンチを頬にくらいました。
私はかちーんと来て飛び蹴りしました。
相手もなかなかしぶとくてわきっぱらを蹴ってきました。
空手やっているような蹴り方だったので
これはまずいと思いA君に助け舟を呼びました。
すると、A君は顔面に激しいストレートパンチを相手にかまして一撃でノックアウトを取ったのです。
うわーすげーやっぱり流石うちの番長A君だはー!
と、拍手をしていたのをよく覚えてます。
日ごろA君はボクシングの雑誌を買っては研究していたそうですがそれが生のケンカに生かされた瞬間だったのかなと思ったりしたものです。
まあでもいくら知識をインプットしているとはいえ身体能力が低ければそれを活用する事なんてできないと思うんですよね。
A君の高い身体能力があってこそ活用できる知識なのだな~とも思わされました。
まあ、何が言いたいかと言うとケンカの強い奴は身体能力も高いって事です。
んなのあたりめーだろーが!って言われてしまいそうですがここ重要だと思います。
で、今そのA君は何をやっているのかと言うとプロボクサーのライセンスを取ったそうです。
格闘家仲間も昔ケンカに明け暮れていた元ヤンとか暴走族の総長だった人とかが結構多いそうです。小学校、中学校と、運動もかなりできた奴らだったのだとか。
んー、やはり身体能力が高くて人より血の気が多いやつぁ格闘家の道に進むんだな~と思わされました。